ボディビルダーは尿酸値が高いのか?
ボディビルダーは一般の人に比べて尿酸値が高くなる傾向があるといわれています。その理由を詳しく見ていきましょう。
ボディビルダーが尿酸値が高くなる理由
1. 高タンパク食による影響
ボディビルダーは筋肉を増やすために**高タンパク食(肉・魚・卵・プロテインなど)**を摂取します。
▶ 肉や魚には「プリン体」が多く含まれているため、尿酸値が上がる可能性がある。
▶ プロテイン自体にはプリン体はほぼ含まれていないが、高タンパク食が腎臓に負担をかけることがある。
2. 激しい筋トレによる影響
ボディビルダーは高強度のトレーニングを行いますが、これが尿酸値上昇につながることがあります。
▶ 筋トレで「ATP(エネルギー源)」が大量に消費されると、代謝の過程で尿酸が生成されやすくなる。
▶ 激しい運動によって「乳酸」が増加すると、腎臓が乳酸を優先的に排出するため、尿酸の排出が妨げられる。
3. 脱水状態になりやすい
ボディビルダーは筋肉を際立たせるために「水分制限」をすることがあります。
▶ 水分不足になると尿酸の排出が減り、血中尿酸値が上がる。
▶ トレーニングで大量の汗をかくため、水分補給を怠ると尿酸値が上昇しやすい。
ボディビルダー=痛風リスクが高い?
実際にボディビルダーが痛風になるケースもありますが、全員が高尿酸血症になるわけではありません。
痛風リスクを下げるための対策
✅ プリン体の多い食品(レバー、魚卵、ビールなど)を控える
✅ 運動後の水分補給をしっかり行う
✅ 過度な筋トレを避け、適度な強度に調整する
✅ 乳製品(ヨーグルト・チーズ)やアルカリ性食品(野菜・果物)を摂取する
まとめ
• ボディビルダーは高タンパク食・激しい筋トレ・脱水により尿酸値が上がりやすい。
• 必ずしも痛風になるわけではないが、リスクは高め。
• 水分補給や食事管理を意識すれば、尿酸値をコントロールできる
個人的な意見ですが、私のような加齢、運動不足の状態の体は高負荷な筋トレはせずに、運動量を増やして、筋肉痛が起きないレベルになることが優先。尿酸値が高く、痛風を発症しているのだから、運動量を増やす(筋肉痛が出そう)事でも尿酸値が上昇傾向になるのだと思いました。


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